投資歴10年以上の投資家が目的別におすすめETFを紹介
ETFを組み合わせたら最強のポートフォリオができると思って、学生時代はシミュレーションソフトをいじくりまわしてました。
どーも、Takuです。
金融リテラシー高めの私が、投資初心者に金融知識を植え付ける試み。
今回のテーマはETFです。
投資を語る私が何者なのか、詳しいプロフィールは以下からお読みください。
分散投資にもってこいのETFとは
ETFはExchange Traded Fundの略称で日本語に直すと上場投資信託。
その名の通りに投資信託と比較されやすい商品です。
この商品がどのようなメリットを持っているかというと…
- 証券取引所に上場されていて市場が空いてる時間であればいつでも取引可能
- 信託報酬(手数料)が投資信託と比較して激安
- 小額からの投資が可能
- 手間を省きながら最大の分散投資の効果を享受することができる
控えめに言ってポートフォリオを構築する上では最高の商品です!
ETFを通じて投資可能な対象
ETFを様々な市場に投資することが可能だ。
以下のようなものが投資対象となる。
- 株式(インデックス)
- 社債、国債、地方債
- 金、石油、その他コモディティ
- REIT(不動産)
- 通貨
イメージを掴みやすいように具体例を挙げると…
アメリカで一番取引されているETFでState Street Global Advisorsという会社が発行するSPDR S&P 500 ETF Trust(ティッカーシンボル:SPY)と呼ばれる商品が存在する。
SPYはその名の通りにS&P500のインデックスに連動するように設計されている。
つまりこれを買うとS&P500に含まれる銘柄にインデックスと同じ配分で投資することができる。
え、どういうことだって?
文字に起こすとわかりにくいが、次で説明しよう。
ETFがインデックスと連動する仕組み
なぜETFがインデックスと連動するか。
それはETFがインデックスと同じ構成の資産バスケットを保有しているからだ。
正確に言うと、その資産はETFを運用する会社が信託会社に委託して管理する構造になっている。
SPYだと以下のような資産バスケットを保有している。
これは上位15社のみが表示されているが、実際のリストは当たり前だが500社まである。
目的別のおすすめETFを紹介
現在、アメリカでは2,000以上のETFが上場しているが、どれを選べばいいのだろうか。
目的別にETFをいくつか紹介しようではないか。
*ティッカーシンボルで表記
無難にアメリカ株式市場に投資したい
- SPY:S&P500に連動する最大のETF
- IVV:S&P500に連動するETF、手数料がやすい
- VOO:S&P500に連動するETF、手数料がやすい
できるだけ多く配当金が欲しい
- SPYD:米高配当株80銘柄
- VYM:米高配当大型株
世界中に分散投資を行いたい
- VT:全世界株式
- VXUS:アメリカ以外の全世界株式
リスクをとって成長分野に投資したい
- QQQ:ナスダック100に連動
- VGT:IT株
- XBI:ヘルスケア&バイオテック
新興国に投資したい
- VWO:新興国全般
- MCHI:中国株
安全性重視の国債に投資したい
- SHY:1年から3年の短期米国債
- IEF:中期米国債
- TLT:20年以上の長期米国債
債権でそこそこ利回りを取りたい
- HYD:高利回りの社債
- JNK:高利回りの社債
金に投資したい
- IAU:手数料安めの金EATF
石油に投資したい
- USO:最大の石油ファンド
まとめ
と、一通り上げてみたがETFは本当にたくさんある。
流動性が高くて手数料安いやつを選ぶと良いよ。
あんまり分散しすぎても意味ないからほどほどに。
じゃまた!